AI Training Curriculum

生成AI研修を、説明資料から定着フォローまで作る。

中小企業が社員向けにAI研修を行うための、パワポ構成、60分研修、3回研修、ChatGPT研修例題、研修後フォローをまとめました。

パワポ構成

AI導入の社員説明資料を8〜10枚で作るための構成です。

研修カリキュラム

60分研修と3回研修の両方に対応した進め方です。

研修例題

営業、製造、店舗、管理、管理職向けの例題を用意しています。

研修後フォロー

翌日、1週間後、1ヶ月後に見るべき内容を整理しています。

Design Principle

研修の目的は、AIに詳しくなることではない。

目的は、仕事の判断材料を増やすことです。研修では、社員が自分の仕事で1回相談できる状態まで進めます。

パワポは8〜10枚に絞る
入力禁止情報を先に示す
部門別の例題を用意する
AI回答は人が確認する
研修後24時間以内に1回使う
1ヶ月後に利用状況と学習状況を見る

Copy & Use

研修資料の中身

必要な部分だけコピーし、PowerPoint、社内メール、研修資料に転記できます。

AI導入 社員説明資料 パワポ構成

8〜10枚で説明するためのスライド案です。

# AI導入 社員説明資料 パワポ構成(10枚)

## 1枚目: なぜAIを導入するのか
目的は、AIに仕事を任せることではありません。
仕事で迷ったときに、数字、顧客価値、品質、業務効率の観点で考える材料を増やすためです。

## 2枚目: AIで解決したいこと
- 値引きしてよいか迷う
- 在庫や原価の判断に迷う
- 顧客への提案の切り口が出ない
- 手戻りやミスの原因を整理したい
- 月次の数字をどう見ればよいか分からない

## 3枚目: 使ってよい相談例
- この値引き依頼を受ける前に確認すべきことは何か
- 粗利を守りながら受注する提案は何か
- 手戻りが増えている原因をどの観点で整理すべきか
- 在庫を減らしながら売上を落とさない方法は何か

## 4枚目: 入力してはいけない情報
- 個人情報
- 顧客名、取引先名、担当者名
- 契約書全文、見積書全文
- パスワード、APIキー、認証情報
- 未公開の人事情報
- 取引先から秘密として預かった図面や資料

## 5枚目: AI回答をそのまま使ってはいけない場面
- 顧客へ正式に送る文章
- 契約、法務、税務、労務
- 価格改定、値引き、与信
- 採用、人事評価
- 会社方針として外部に出す内容

## 6枚目: 管理者が見る情報・見ない情報
見る情報:
- 利用回数
- 学習状況
- 認定証
- 利用カテゴリ

見ない前提の情報:
- 個別の相談本文
- 試行錯誤中の下書き
- 本人用メモ

## 7枚目: 良い質問の型
背景、目的、判断したいことを入れます。

例:
当社は小売業で、売れ残り在庫が増えています。
値引きで売り切るべきか、販促で粗利を守るべきか迷っています。
粗利、在庫回転、顧客価値の観点で、明日から取れる行動を3つ提案してください。

## 8枚目: 研修中の演習
自分の仕事で最近迷ったことを1つ選び、AIに相談します。
相談後に、実行できる行動、確認が必要な数字、分からなかった用語をメモします。

## 9枚目: 初週の使い方
初週の目標は、AIを使いこなすことではありません。
1人1回、自分の仕事で迷っていることを相談することです。

## 10枚目: 困ったときの確認先
- 入力してよいか迷ったら管理者へ確認
- 顧客へ出す前に上司へ確認
- 分からない用語は学習ページで確認
- 良い使い方は部署内で共有

生成AI研修カリキュラム

60分研修と3回研修の両方に対応します。

# 生成AI研修カリキュラム(中小企業向け)

## 1回で行う場合: 60分

### 0〜5分: 導入目的
AIは監視や置き換えのためではなく、仕事の判断材料を整理するために使うと説明します。

### 5〜15分: 使ってよいこと・使ってはいけないこと
使ってよいこと:
- 文章のたたき台
- 論点整理
- 値引き判断の材料
- 粗利、在庫、資金繰りの確認
- 業務改善の打ち手出し

使ってはいけないこと:
- 個人情報の入力
- 顧客秘密の入力
- AI回答の無確認利用
- 契約、法務、人事、税務の最終判断

### 15〜30分: 良い質問の型
背景、目的、判断したいこと、制約条件を入れます。

### 30〜45分: 業務別演習
営業、製造、店舗、管理部門、経営者の例題を使い、自分の仕事に置き換えます。

### 45〜55分: AI回答の確認
数字、事実、顧客価値、社内ルールに照らして確認します。

### 55〜60分: 初週の宿題
自分の仕事で迷っていることを1つ相談し、役に立った点、分からなかった用語、次に試したい相談をメモします。

## 3回で行う場合

### 第1回: 基本ルール
- AI導入の目的
- 入力禁止情報
- AI回答の扱い
- 良い質問の型

### 第2回: 業務別演習
- 営業、製造、店舗、管理部門に分かれて例題を実施
- 自分の仕事の相談文を作成
- 回答の修正と確認

### 第3回: 振り返りと定着
- 実際に使った相談例を共有
- 使いづらかった場面を整理
- 追加で必要なテンプレートや学習テーマを決める
- 1ヶ月後に見る指標を決める

ChatGPT・生成AI研修の例題

業務別に使える演習テーマです。

# ChatGPT・生成AI研修の例題

## 営業向け
背景:
主要顧客から10%の値引きを求められています。受注は取りたいが、粗利が下がるのが不安です。

質問:
値引きを受ける前に確認すべき数字と、値引き以外の提案例を整理してください。粗利、顧客価値、競合との差別化の観点でお願いします。

確認ポイント:
- 値引き後の粗利が見えているか
- 価格以外の提案が出ているか
- 顧客に確認すべき事項があるか

## 製造・現場向け
背景:
同じ工程で手戻りが増えています。原因が人、設備、材料、情報共有のどこにあるか分かりません。

質問:
手戻りの原因を、工程、教育、情報共有、設備、材料の観点で整理し、明日確認すべきことを5つ出してください。

確認ポイント:
- 原因を決めつけていないか
- 現場で確認できる行動になっているか
- 品質と納期への影響が見えているか

## 小売・店舗向け
背景:
在庫が増えています。値引きすれば売れますが、粗利が下がります。

質問:
在庫を減らしながら粗利を守るために、値引き、売場変更、セット販売、販促の観点で明日できることを整理してください。

確認ポイント:
- 値引き以外の選択肢が出ているか
- 粗利への影響を考えているか
- すぐ試せる行動になっているか

## 管理部門向け
背景:
月次の数字をまとめていますが、社長に何を報告すべきか迷っています。

質問:
売上、粗利、固定費、売掛金、在庫の数字を見たとき、社長に確認すべき論点を整理してください。

確認ポイント:
- 数字の変化と原因が分かれているか
- 次に確認する情報が明確か
- 経営判断につながる論点になっているか

## 管理職向け
背景:
部下にAIを使ってほしいが、監視されると思われるのが不安です。

質問:
部下にAI導入を説明するとき、監視ではなく仕事の判断を支援する道具だと伝える文章を作ってください。入力禁止情報と確認ルールも含めてください。

確認ポイント:
- 押しつけになっていないか
- 見る情報と見ない情報が分かれているか
- 初週の行動が具体的か

AI研修後のフォロー設計

研修後に定着させるための確認項目です。

# AI研修後のフォロー設計

## 翌日
- 初回相談を1回試したか確認する
- 使い方で困った点を回収する
- 入力してよいか迷った情報があれば整理する

## 1週間後
- 相談テーマを集計する
- 役に立った相談例を共有する
- 分からなかった用語を学習テーマにする
- 使われなかった理由を確認する

## 1ヶ月後
- 利用回数
- 利用者数
- 相談テーマ
- 学習状況
- 認定証
- 管理者が支援すべき部署

未利用者を責めるのではなく、使いづらかった理由を見ます。
研修の目的は、AIに詳しい社員を作ることではなく、仕事の判断材料を増やすことです。

研修後は、社員が実際にAIへ相談できる環境へ。

KeiBanなら、AI経営相談、学習、認定証、管理者ビューまでまとめて確認できます。

14日間無料で始める