社員向け
監視ではないこと、何に使うか、何を入力しないかを先に説明します。
Briefing Script
社員にAI導入を説明するときに必要な、目的、使い方、入力禁止情報、管理者が見る範囲、反対意見への答えをまとめました。
監視ではないこと、何に使うか、何を入力しないかを先に説明します。
置き換え不安、監視不安、誤回答不安への回答例を用意しています。
入力禁止情報と重要判断の確認ルールを、導入初日に共有できます。
そのまま読み上げ、社内メール、説明資料の下書きとして使えます。
Agenda
1分
AIは監視や置き換えではなく、仕事の判断材料を整理する道具だと伝える。
4分
判断が社長や上司に集中しないよう、社員が数字や顧客価値で考える環境を作る。
7分
値引き、粗利、在庫、工程、顧客提案など、社員の仕事に近い相談例を見せる。
5分
個人情報、顧客秘密、契約書全文、パスワード、未公開人事情報を入力しない。
5分
AI回答は最終判断ではなく、価格・契約・法務・人事は人が確認する。
4分
利用回数や学習状況を見る。相談本文を日常的に監視する運用ではないと説明する。
3分
1人1回、自分の仕事で迷っていることを相談してもらう。
Objections
反対意見は、導入前に設計すべきルールが見えている状態です。押し切らず、具体的に答えます。
置き換えではなく、判断材料を増やすために使います。最終判断と顧客対応は人が行います。
管理者が見るのは利用回数や学習状況です。相談本文を日常的に監視する運用にはしません。
AI回答は下書きと論点整理です。価格、契約、法務、人事、顧客回答は必ず人が確認します。
初週は1回だけで十分です。日報や会議の追加ではなく、迷ったときの相談先として使います。
社内の言葉に合わせて調整してください。特に「管理者が見る情報」は実際の運用と一致させる必要があります。
# AI導入 社員説明会 台本(30分) ## 0. 今日の目的(1分) 今日は、新しく使い始めるAIについて説明します。 目的は、AIに仕事を丸投げすることではありません。 社員を監視することでもありません。 一人ひとりが仕事で判断に迷ったとき、数字、顧客価値、品質、業務効率の観点で考えやすくするための環境を整えます。 ## 1. なぜAIを導入するのか(4分) 当社では、値引き、見積、在庫、工程、顧客対応、業務改善など、日々いろいろな判断があります。 そのたびに社長や上司だけが考えるのではなく、現場で仕事をしている一人ひとりが、判断材料を持てるようにしたいと考えています。 AIは最終判断をするものではありません。 考える材料を整理する道具です。 ## 2. 何に使ってよいか(7分) たとえば、次のような相談に使ってください。 営業: - この値引き依頼を受ける前に確認すべきことは何か - 競合より高い価格を説明するには何を伝えるべきか 製造・現場: - 手戻りが増えている原因をどの観点で整理すべきか - 品質を落とさず作業時間を減らすには何を見ればよいか 店舗・小売: - 在庫を減らしながら粗利を守るには何から始めるべきか - 客単価を上げるために明日試せることは何か 管理部門: - 月次の数字を見て、社長や部門長に確認すべき論点は何か - 回収遅れを減らすにはどの取引先から確認すべきか ## 3. 入力してはいけない情報(5分) 便利だからといって、何でも入力してよいわけではありません。 次の情報は入力しないでください。 - 個人名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報 - 顧客名が特定できる情報 - 契約書全文、見積書全文、秘密保持契約の内容 - パスワード、APIキー、認証コード - 未公開の人事情報、評価情報 - 取引先から秘密として預かった図面、仕様書、資料 必要な場合は、匿名化して相談します。 例: 「A社」ではなく「主要取引先」「月商500万円規模の取引先」と書きます。 ## 4. AI回答をそのまま使ってはいけない場面(5分) AIの回答は判断材料です。 次の場面では、必ず上司や担当者に確認してください。 - 顧客へ正式に送る文章 - 契約、法務、税務、労務に関わる内容 - 価格改定、値引き、与信、採用、人事評価 - 会社の方針として外部に出す内容 AIが正しそうに見えても、最終判断は人が行います。 ## 5. 管理者が見る情報・見ない情報(4分) 管理者は、利用回数、学習状況、認定証、利用カテゴリなどを確認します。 目的は、誰が困っているか、どの分野を学ぶ必要があるかを把握することです。 一方で、社員の相談本文を日常的に監視する運用にはしません。 AIは、安心して試行錯誤するための道具です。 ## 6. 初週にお願いしたいこと(3分) 今週の目標は、AIを完璧に使いこなすことではありません。 自分の仕事で迷っていることを1つだけ相談してください。 相談したら、次の3つをメモしてください。 - 役に立った点 - 分からなかった用語 - 次に試したい相談 ## 7. 質疑応答(残り時間) Q. AIを使うと評価に影響しますか? A. 目的は評価ではなく、仕事の判断を支援することです。利用状況は確認しますが、相談本文を監視するための導入ではありません。 Q. 間違った回答が出たらどうしますか? A. AI回答は判断材料です。重要な判断は必ず人が確認します。違和感があれば、そのまま使わず上司や担当者に相談してください。 Q. 何を聞けばよいか分かりません。 A. 値引き、粗利、顧客提案、在庫、資金繰り、業務改善、分からない経営用語など、仕事で迷ったことをそのまま聞いてください。 Q. ChatGPTと何が違いますか? A. KeiBanは会社情報を踏まえ、経営相談に使うためのテンプレート、学習、認定証、管理者ビューをまとめて使える点が違います。
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