AI KPI Template

AI導入の効果を、売上だけで判断しない。

初回相談、2回目利用、相談テーマ、学習開始率、3ヶ月後の業務判断まで。中小企業がAI導入後に見るべきKPIを、そのまま使える形にしました。

利用KPI

初回相談完了率、2回目利用率、月間相談回数、相談テーマ数を見る。

学習KPI

AI回答で分からなかった用語を学習し、認定証取得まで進んだかを見る。

業務KPI

値引き前相談、判断待ち削減、手戻り削減、粗利を守る行動を確認する。

月次レポート

経営会議で、利用状況、相談テーマ、学習状況、来月の打ち手を報告する。

Timeline

いつ、何を見るかを固定する。

初週

初回AI相談完了率を見る

社員が最初の1回を完了できるか。未利用者を責めず、使えなかった理由を確認する。

30日

相談テーマと学習開始率を見る

値引き、粗利、資金繰り、顧客価値など、経営に近い相談へ広がっているかを見る。

3ヶ月

業務判断への接続を見る

値引き前相談、判断待ち削減、提案品質、学習・認定の広がりを確認する。

Template

そのまま社内資料に貼れるKPI表

スプレッドシートに貼り付けて、初月目標、30日目、3ヶ月目の欄を自社の状況に合わせて更新してください。

AI導入KPIシート

# AI導入KPIシート

| 指標 | 定義 | 初月目標 | 30日目 | 3ヶ月目 | 確認頻度 | 次の打ち手 |
|---|---|---:|---:|---:|---|---|
| 初回AI相談完了率 | 対象者のうち1回以上相談した割合 | 70% | 80% | 90% | 週次 | 未利用者に使えなかった理由を聞く |
| 2回目利用率 | 初回相談者のうち2回以上使った割合 | 40% | 55% | 70% | 週次 | 使われた相談テーマをテンプレート化する |
| 月間AI相談回数 | 会社全体の月間相談数 | 対象者×2回 | 対象者×4回 | 対象者×8回 | 月次 | 相談テーマを部署別に増やす |
| 相談テーマ数 | 値引き、粗利、資金繰り、顧客価値などのテーマ数 | 5テーマ | 8テーマ | 12テーマ | 週次 | 偏りがあるテーマを補う |
| 経営テーマ比率 | 相談のうち売上・粗利・資金繰り・顧客価値に関わる割合 | 30% | 40% | 50% | 月次 | 文章作成だけに偏っていないか確認する |
| 学習開始率 | AI相談後に学習ページを開いた社員の割合 | 30% | 45% | 60% | 月次 | よく出る用語を学習導線にする |
| 認定証取得数 | 分野別認定証の取得数 | 1件 | 3件 | 10件 | 月次 | 財務・マーケ・戦略から始める |
| 管理者確認回数 | 管理者が利用状況を確認した回数 | 週1回 | 週1回 | 週1回 | 週次 | 15分レビューを固定する |
| 判断待ち削減件数 | AIで論点整理でき、上司確認が短くなった件数 | 記録開始 | 3件 | 10件 | 月次 | 相談前後の判断時間を記録する |
| 値引き前相談件数 | 値引き前にAI相談した件数 | 3件 | 5件 | 10件 | 月次 | 粗利を守る相談テーマを増やす |
| 情報入力ルール理解率 | 入力禁止情報を理解している社員の割合 | 90% | 95% | 95% | 月次 | 社内ルールを再周知する |

## 使い方
初月は、初回AI相談完了率、2回目利用率、相談テーマ数を最優先で見ます。
30日目は、学習開始率と経営テーマ比率を見ます。
3ヶ月目は、判断待ち削減、値引き前相談、粗利や手戻り削減につながる兆候を見ます。

経営会議向け月次レポート

# 経営会議向け月次レポート

## 1. 今月の結論
例:
AI相談は対象者20名中16名が初回利用し、2回目利用率は52%でした。
相談テーマは値引き、粗利、顧客提案、業務改善に広がっています。
来月は営業部の値引き判断テンプレートと、財務学習の導線を強化します。

## 2. 利用状況
- 対象者数
- 初回AI相談完了率
- 2回目利用率
- 月間AI相談回数
- 利用が少ない部署

## 3. 相談テーマ
- 値引き判断
- 粗利改善
- 資金繰り
- 顧客価値
- 差別化
- 業務改善
- 採用・育成
- 契約・法務

## 4. 学習状況
- 学習開始率
- 分野別学習ポイント
- 認定証取得数
- よく見られた用語

## 5. 定着課題
- 何を聞けばよいか分からない
- 入力ルールが不安
- 回答が一般論に見える
- 忙しくて使えない
- テンプレートが部署に合わない

## 6. 来月の打ち手
- テンプレートを3つ追加する
- 社員説明を再実施する
- 1部署だけ深く使う
- 学習テーマを1つに絞る
- 管理者レビューを週1回に固定する

初月は、使い始めたかを見る

初月から利益改善額だけを追うと、使われる前に失敗扱いになります。初回相談完了率、2回目利用率、相談テーマ数を先に見てください。

初月KPIの見方

# 初月に見る指標

## 1. 初回AI相談完了率
社員が最初の1回を完了したかを見ます。
ここが低い場合、原因は意欲ではなく、何を聞けばよいか分からない、入力が怖い、ログインが面倒、テンプレートが合わない、という運用側の問題であることが多いです。

改善策:
- 初回テーマを3つに絞る
- 入力禁止情報を短く説明する
- 白紙のチャットではなくテンプレートから始める
- 1人1回だけでよいと伝える

## 2. 2回目利用率
1回だけ試して終わるか、仕事の中で再利用されるかを見ます。
2回目利用率が低い場合、回答が一般論だった、相談テーマが仕事とつながらなかった、使った後に何をすればよいか分からなかった可能性があります。

改善策:
- 会社情報を更新する
- 良い相談例を社内に共有する
- 「次に何をするか」まで回答させる
- よく使われたテーマをテンプレートにする

## 3. 相談テーマ数
相談回数が多くても、文章作成だけなら経営効果は弱くなります。
値引き、粗利、資金繰り、在庫、採用、顧客価値、差別化、業務改善などに広がっているかを見ます。

## 4. 学習開始率
AI回答に出てきた用語を理解できなければ、実務の判断は変わりません。
「粗利率」「限界利益」「回収サイト」「LTV」「差別化」など、分からない言葉を学ぶ流れがあるかを見ます。

3ヶ月目は、判断が変わったかを見る

3ヶ月目は、値引き前相談、判断待ち削減、提案品質、学習・認定の広がりを確認します。業績への接続はここから見え始めます。

3ヶ月後の評価

# 3ヶ月後に見る指標

## 1. 業務判断への接続
3ヶ月目は、AIを使ったかどうかだけでなく、仕事の判断に使われたかを見ます。

見る例:
- 値引き前に粗利を確認した件数
- 投資判断の前に回収期間を整理した件数
- 顧客提案前に差別化を整理した件数
- 業務改善前にボトルネックを整理した件数
- 契約や法務リスクを事前確認した件数

## 2. 管理者の確認習慣
管理者が月末だけ数字を見るのでは遅いです。
週1回、15分だけ利用状況、相談テーマ、学習状況、認定証を確認します。

## 3. テンプレートの改善数
使われるAI環境は、テンプレートが更新されています。
社員が使った相談、使えなかった相談、追加したいテーマを反映しているかを見ます。

## 4. 継続判断
3ヶ月後の判断は、売上が直接増えたかだけでなく、判断待ち、手戻り、値引き、提案品質、学習状況に変化が出たかで判断します。

Avoid

見てはいけない数字も決める。

ログイン数やアカウント数だけでは、AIが仕事の判断に使われたか分かりません。

避けるべきKPI

# 避けるべきKPI

## ログイン数だけ
ログインしても相談していなければ、仕事の判断は変わりません。

## アカウント数だけ
発行したアカウント数は導入準備の数字であり、活用の数字ではありません。

## 売上増加額だけ
AI導入初月から売上増加だけを見ると、定着前に失敗扱いになります。
最初は相談、学習、判断の変化を見ます。

## 研修満足度だけ
研修満足度が高くても、翌週に使われなければ意味がありません。
研修後1週間の初回相談完了率と2回目利用率を必ず見ます。

## 相談全文の監視
管理者が相談全文を細かく見る運用は、社員の心理的安全性を下げます。
見るべきなのは、利用回数、相談テーマ、学習状況、認定証です。

自社の状況に合わせて、KPIをAIに作らせる。

業種、対象人数、最初に使うテーマ、管理者が見たい数字を入れると、KeiBanのAIデモでKPI案を作れます。

14日間無料で始める

AIに渡す相談例

「従業員20名の製造業です。営業部5名からAI導入を始めます。値引き判断、粗利改善、顧客提案を相談テーマにする場合、初月と3ヶ月後のKPIを作ってください。」

  • 初回相談完了率まで整理
  • 2回目利用率まで整理
  • 相談テーマ数まで整理
  • 学習開始率まで整理
  • 3ヶ月後の業務KPIまで整理